フランス、ロシア向け織物輸出を強化

2007年のロシアはフランス紡績工業製品の輸入第13位の顧客であり、フランスのロシア向け紡績製品の輸出額は2006年の前年同期比7%増だった。カタログに基づいて輸出されたのは繊維、綿糸、生地、メリヤス品とその他の織物用品などで、具体的な成長分布は、綿糸14%、コイルとメリヤス品6%、その他の家庭用織物12%であった。生地の輸出は苦境から抜け出せず、9%減少した。 
2008年初め、フランスはロシア向け紡績製品の輸出を強化し、今年最初の2カ月間の輸出は前年同期比50%急増した。各種類の製品はいずれも増加し、特に際立った製品は綿糸で、120%増加し、その他の織物は64%増加し、コイルとメリヤスは39%増加し、生地は11%増加した。 
一方、フランス紡績工業連合会の統計によると、フランスのロシアからの織物や既製服の輸入はまだ満足していない。