阜陽市に省製造業革新センターが新設

安徽省経信庁はこのほど、2023年の省製造業イノベーションセンターのリストを発表し、業界トップ企業の安徽省天助紡績科学技術集団株式会社が先頭に立って建設した廃棄織物リサイクルイノベーションセンターが入った。これで、全市には6つの省製造業革新センターがある。

2016年、「安徽省製造業革新センター建設実施暫定弁法」が印刷、配布され、安徽省全省の範囲内で省製造業革新センター建設が展開された。省製造業革新センターを設立するには、専任の研究開発者50人以上、この10年間に購入した同業界の先進レベルを持つ機器設備が50%以上を占め、この3年間に少なくとも10件の関連科学技術成果が社会に成功的に転化・拡散するなどの基本条件を満たさなければならない。主な任務は、業界の発展を制約する共通の重要な技術ボトルネックを克服し、先進技術と基準を転化・普及させることである。

廃棄織物リサイクル革新センターは天助紡績科学技術グループが先頭に立ち、廃棄織物リサイクル産業チェーンの革新を導きとし、廃棄織物リサイクル技術研究、産業共通技術研究を重点的に展開し、産業チェーンにおける「首締め」技術問題を重点的に解決するプラットフォームである。天助紡績グループは現在、授権特許60件を保有し、2つの国家基準と2つの業界基準を制定し、実施している。その中で、廃棄ポリエステル混紡績物の全成分回収及び高価値化利用技術は国際先進レベルに達し、国内の空白を埋める。

現在、全市は国家技術革新模範企業1社、省技術革新模範企業28社、省標準化模範企業17社、省製造業革新センター6社、省企業技術センター133社、市企業技術センター308社を建設した。